アトピーはワセリンだけじゃ治らないよ！ワセリンの効果的な使い方

こんにちは！
管理人のハルです。

うちの子のクラスにはわが子以外にアトピーの子が数名います。

その子のお母さんによく聞かれるのが

『ワセリンでアトピーはよくなるの？』という質問です。

聞かれるたびに答えているのですが、ハッキリ言って

『ワセリンだけでアトピーは治りません』

ワセリンはアトピーの治療薬ではありません！

最近はうちの子の肌の調子がすこぶるイイので使っていませんが、ワセリンの話です。

見出し

ワセリンの効果

乾燥肌対策のアイテムとしてワセリンは有名ですね。

ワセリンは薬局でも購入できる保湿剤です。ワセリンは【皮膚の潤いの保持】と【皮膚から水分が蒸発するのを防ぐ】効果があります。

ワセリンは肌に塗ることで皮膚を保護して保湿力を高め、外からの刺激を防いでくれます。
また、ワセリンの成分は皮膚に浸透することもないので長時間保湿と保護をしてくれますが、ベタベタするので、日中使うには少々使いずらいかもしれません。

うちの子もワセリンを使っていた時があります。全身のカサカサがひどかった時は寝る前にしっかり保湿するために使用していましたが、”みんなの肌潤風呂”と”みんなの肌潤ろーしょん”を使って肌の調子が良くなってからは使っていません。

現在は病院で処方されているベタベタしない”ビーソフテン”を使って保湿しています。

ワセリンの使い方の前に、ワセリンの種類について説明します。

ワセリンには２種類あり、この種類を知らずに薬局などで購入すると失敗するかもしれませんので、ワセリンの種類は覚えておきましょう。

黄色ワセリンとは、精製度が低く不純物が多く含まれています。

不純物が多く含まれているからといって悪いものでもありませんが、アトピー肌や敏感肌の方など皮膚の弱い方が黄色ワセリンを使うと逆に刺激になってしまう事がありますので、アトピー肌には使用しない方が賢明です。

もちろん皮膚トラブルのない方が使う分には問題ありません。

黄色ワセリンに比べ精製度が高く、不純物が少ないワセリンは黄色ワセリンよりも値段は高くなりますがその分肌への刺激は少ないので、アトピー肌や乾燥肌の方にも安心して使う事ができます。

もちろん薬局などで市販されていますし病院でも処方してくれます。

なので薬局の高いワセリンを買うよりも、病院で処方してもらった方が安いですし、病院のワセリンは白色ワセリンですので安心して使えます。

前述しましたが、ワセリンは潤いを閉じ込め皮膚を保護するために使います。

ですので正しく使うと肌の潤いを長時間キープしてくれます。潤いが長時間続けばその分皮膚の回復は早くなります。それを踏まえてワセリンを効果的に使いましょう。

先に薬を塗る
お風呂あがりなど”肌に潤いがある状態””肌が清潔な状態”の時に病院で処方された薬や化粧水などを先に患部に塗りましょう。
先にワセリンを塗ってしまうと、薬の成分が皮膚に浸透するのを邪魔してしまいます。
薬の上にワセリンを塗る
薬を塗った後にワセリンを塗ります。ワセリンでフタをするイメージですね。
患部の症状がひどい時はワセリンをタップリ塗って、その上にガーゼなどをあてて保護するといいでしょう。