こんにちは。
最近サイクロン式の掃除機をジャ〇ネットで購入しました!
今までのパック式掃除機と違って、ゴミやほこりが見えるので、掃除してても気持ちがいいです(笑)
ついつい嬉しくて毎日掃除機をかけていますw
管理人のハルです。
個人的に掃除は好きなので、毎日掃除機をかけても苦ではありません。
ですがそれ以上に掃除機がけには理由があります。
それは『ダニやほこりはアトピーの症状を悪化させる原因になるから』です。
今回は【あなたの家に潜むアトピー性皮膚炎の原因と対策】についてご紹介します。
見出し
アトピー性皮膚炎の肌がアレルギー反応を引き起こしやすい原因
あなたの家にもアトピー性皮膚炎の肌によくない原因がたくさんあります。
健康な肌であればさほど問題にならなくてもアトピー性皮膚炎の方にとっては簡単にアレルギー反応をおこし、湿疹やかゆみが出てしまいます。
なぜアトピー性皮膚炎の肌はアレルギー反応を引き起こしやすいのでしょう?
それは、セラミドが不足してしまうと、皮膚の水分が蒸発してしまい、細胞間に隙間ができるから異物が侵入しやすくなってしまうのです。
アトピー性皮膚炎の方の肌は水分が少ないので、細胞間の隙間にダニやホコリなどが侵入しやすくなっているためにとても敏感になっているのです。
アトピー性皮膚炎の原因①【ダニ・ホコリ・花粉】
毎日使う布団やカーペットなどはダニの温床なのはご存知かと思います。健康な肌の人であればそれほど害はありませんが、アトピー性皮膚炎の方にとっては、ダニやホコリが原因で簡単にかゆみや湿疹が出てしまいます。
特に布団は寝ている間の汗で湿度が高くなります。そして皮脂や髪の毛がダニのエサになるのでダニにとっては天国のような環境なのです。
そんな中で1日の3分の1もアトピーっ子は過ごしているのですから想像しただけでかゆくなりますね。
では、どうやってダニやホコリ対策をしたらいいのかをご紹介します。
ダニの住みやすい環境を作らない
すごくあたり前なことなのですが、これが一番の対策です。
ダニの住みやすい環境を作らないようにすることが一番の基本となります。
布団はこまめに天日干しする
「人生の3分の1は布団の中で過ごしている」というくらい布団の中にいる時間が長いのですが、なかなか布団をクリーニングすることはありませんね。
ですが、こまめに手入れをしなければいけませんね。ほったらかしの布団はダニの温床になってしまいますのできちんとお手入れをしましょう。
手軽にお手入れするにはやっぱり【天日干し】です。
正しい天日干しのポイントは次の5つです。
- 天日干しはできるだけこまめに
布団のダニ対策で手軽にできるのが【天日干し】です。敷布団は月に3回以上天日干しできるのがベストです。 - 敷布団は両面日光にあてる
両面天気のいい日に半日日光に当てておくと布団の湿気が飛び、乾燥に弱いダニは死んでしまいます。
コツは【両面日光に当てる】こと。そうすれば布団の芯までしっかり湿気が飛んでくれます。 - 敷布団は叩くよりも【なでる】
よく布団を天日干しした後に布団たたきでバンバン叩いていますが、あれはNGです。
力いっぱい叩くと中綿がちぎれてしまいますので布団によくありません。
敷布団は叩くよりも【なでる】くらいの力加減でやさしくほこりを取りましょう。
なでることで布団の表面についた花粉も飛ばすことができます。 - 最後は掃除機でしっかり吸いとる
中までしっかり乾燥させると、ダニの死骸なども軽くなりますので掃除機で吸い取りやすくなります。
軽くなでた後は掃除機で敷布団の両面に掃除機をかけて奥にいるダニの死骸などを掃除機で吸い取りましょう。 - 年に3~4回はクリーニングに出す
敷布団は家庭用の洗濯器では洗えませんので、なかなか水洗いしないと思います。ですが毎日使っている布団は汗や皮脂が繊維に絡みついていますので思った以上に汚れています。
数年水洗いしていない敷布団を水洗いすると、流れた水が麦茶みたいな色をしています。
布団を水洗いすることでこびりついた汚れを一気に洗い流すことができるので、年に3~4回は丸洗いするようにしましょう。
丸洗いすることで奥に潜んでいるダニの死骸やフン、雑菌、皮脂などの油汚れを一気に洗い流すことができますのでアトピーっ子の使っている布団は水洗いするようにしましょう。
カーペットもまめに掃除機をかける
布団と同じくなかなか水洗いしませんが、カーペットも布団同様に水洗いで一気に汚れを落とせます。
カーペットなどは髪の毛や食べこぼしなどをエサにして、ダニが住みやすい環境になりますので、こまめに掃除機をかけてダニのエサやダニを吸い取って清潔な状態を維持しましょう。
カーペットを掃除機する時のコツは
【1㎡あたり20秒くらいかける】
掃除機は【縦、横、斜め】の多方向からかけるのがポイントです。
花粉対策も掃除機がポイント
ダニ対策と同時に花粉対策も必要です。とはいえ花粉はダニ対策と同時にできますので特に意識する必要はないのですが、家具やカーテンなどに花粉が積もったりくっついていたりします。
アトピーっ子によって反応しやすい花粉もありますので、どの花粉が原因なのかわかっている場合はその花粉の時期は外で洗濯物を干さないなどの対処をすることでアレルギー反応が起きるのを回避できます。
アトピー性皮膚炎の原因②【石鹸・洗剤】
アトピー性皮膚炎の肌はとにかくいろんな刺激に過敏に反応してしまいます。
ですので、化学物質などにも反応します。
普段着る衣類に洗濯洗剤が残っていると、その洗剤でも刺激になってアレルギーが起きる場合もあります。
できれば洗濯洗剤も無添加のものを使うのがいいでしょう。
また、体を洗う石鹸やシャンプーなども無添加で刺激の少ないものを選んでください。防腐剤や化学成分の含まれていないものがベストです。
無添加の石鹸などは泡立ちが悪いと感じるかもしれませんが、それだけ肌に優しく作られているのです。
アトピー性皮膚炎の原因③【睡眠不足・ストレス】
アトピー性皮膚炎と関係ないように思われがちですが、睡眠不足やストレスも大きく関係しています。
『子供は力いっぱい遊んでいるからストレスを感じていない』
と思う方もいると思いますが子供もストレスを感じます。
学校のことや友達付き合いがうまくいっていないとそれだけでストレスになるでしょう。
しかも子供はストレスの解消法を知らない子も多いので、ため込んでしまうこともあります。そうやってストレスを溜め込んでいくと、自律神経に影響が出てしまい、睡眠不足に陥ることも。
睡眠は人間にとってなくてはならないものです。その睡眠の質が悪くなるとかゆみを強くしてしまう事がありますので、適度にストレス発散できる環境を家庭で作ってあげましょう。
例えば休日はスポーツなどでたくさん体を動かしたり、子供の話をじっくり聞いてあげたり。
家族で一緒にいるだけでも子供にとってはリラックスできるものです。
まとめ:アトピー性皮膚炎の原因は家の中にたくさん存在します
家の中にはアトピー性皮膚炎を悪化させる原因がたくさんあります。
今回紹介した原因以外にもまだまだたくさんありますが、まずは代表的な3つの原因を紹介しました。
薬や保湿剤だけでアトピーが改善したとしても、環境が変わっていなくては結局症状がよくなったり悪くなったりの繰り返しになってしまいます。
アトピー性皮膚炎の原因になるものを変えていきながら普段のアトピー対策を心がけると、さらに効果的になりますので、薬に頼るばかりじゃなく、環境も見直していきましょう。
先日主治医から
「アトピーもう治ったね」
とアトピー治療終了の太鼓判をいただきました!
7年かかった我が家のアトピー治療で意識したこと、ビフォーアフターはこちらをご覧ください!