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アトピーで一番やっかいなのは、かゆみがひどいことじゃないですか?
あなた自信やあなたのお子さまなど身の周りの人でアトピーからくる「ひどいかゆみ」に悩んでいる方はいませんか?
睡眠中、無意識に掻きむしってしまい朝起きたら体が傷だらけになってたりしたことはありませんか?
私の子供がまさにこの状態。典型的なアトピーっ子で毎日夜中のかゆみに悩まされていました。
子供は無意識のうちに掻いてしまうので手袋をはめて寝かせたりもしますが、いつの間にか外れてしまい、結局意味がなかったりします。
あなたのお家ではどんなアトピー対策をしていますか?
わが家では毎日の入浴を中心に保湿とスキンケアでアトピー対策をしています。
「なぜ入浴がアトピーの悪化を防いでくれるのか?」
それは、アトピーのかゆみは皮膚の水分量の減少によって刺激や細菌の侵入に過剰に反応してしまうのが原因の一つですので、皮膚に潤いを与えることでかゆみを防ぐことができるのです。
そして肌を清潔に保ち、細菌による炎症を防ぐ事もかゆみを抑えるには重要とされています。
「保湿」と「肌を清潔に保つ」こと。
これがアトピーからくるかゆみ対策の基本なのです。
”入浴”で肌を清潔にして”入浴剤”を使って肌の保湿をするのが効果的
前述のように、かゆみを引き起こすのは皮膚の水分不足によって皮膚についた雑菌などが皮膚の奥まで入り込み、皮膚の免疫システムが異常に反応してしまうからです。
この免疫システムの異常な働きが皮膚の赤みや発疹やかゆみなどの引き金になってしまいます。
ですので、雑菌などが皮膚の奥に入り込む前に洗い流すとかゆみを未然に予防できるのです。
そのためには入浴によって皮膚に付着した細菌を洗い流すことが重要となってきます。
「シャワーで洗い流せば同じでは?」と思うかもしれません。
ですがシャワーの勢いは敏感になっている肌には刺激が強い場合があり、シャワーの刺激はかゆみを誘発してしまう恐れがあるのです。
角質に水分をしみこませる
アトピー性皮膚炎の方の多くは”乾燥肌”が特徴で、乾燥肌になっているときは角質内の水分量が不足してカサカサしている状態です。
乾燥肌の状態が続いてしまうと細胞間に隙間からどんどん水分が逃げてしまいますので、それを防ぐためにゆっくりお風呂に入ることで肌に水分を補うのです。
ここで注意して欲しいのは、入浴後は乾燥が一気に進んでしまいますので、すぐに保湿をして潤いを閉じ込めなければいけません。
アトピー肌の人が絶対に使ってはいけない入浴剤
アトピーの方は肌がとても敏感なので外部の刺激にも過剰に反応してしまいます。市販の入浴剤の成分でも刺激が強い場合がありますので入浴が逆効果になることもあります。
私は過去に子供のアトピー対策として「入浴剤で肌に潤いを与えよう」と思い、市販の低刺激タイプの入浴剤を試したことがありますが、肌が赤くなってしまいかゆみが治まらなかった経験があります。
肌が敏感なアトピーっ子の入浴は入浴剤の成分にも気をつけなければいけません。
私が過去の失敗から学んだ、失敗しないための入浴剤選びのポイントを紹介します。
化学物質が配合されているものは使ってはいけない
市販の入浴剤は、お風呂に入れると緑や黄色などにする『色素』が含まれているものがあります。
成分表示で”色素”と書かれていたら注意してください。『タール色素』が入っているかもしれません…
タール色素には独特の化学構造があり、それが動物や人間の遺伝子を変異させてしまい、アレルギー性の皮膚炎などを起こしたり、じんましんを起こす事もあるので、肌の弱いアトピーっ子は特に注意しなければいけないのです。
最悪の場合、タール色素の影響でがんや先天性障害を起こす可能性があるとも言われています。
他にも気を付けなければいけないのが防腐剤として使われる”パラベン”という成分です。
入浴液(とくに薬用入浴剤)の場合は成分を水で溶かしているため腐りやすいので、防腐剤の一つ”パラベン”が使われているものも存在します。
パラベンにはいくつかの種類がありますが、どれも刺激が強く皮膚などにふれると炎症や結膜と角膜の障害をもたらす事もあります。
ハッキリ言って”色素”や”防腐剤”が含まれている入浴液はおすすめできません!
色素やパラベンは市販の入浴剤でよく見られます。特に目立つのが子供用入浴剤。子供向けの入浴剤なのに肌に刺激の強い成分が入っているのはなんとも複雑な気持ちになります。
他にも薬用入浴剤にも含まれていることがあるので、成分表記を確認してから購入しましょう。
実は入浴剤は効果があいまいなんです
意外と思われるかもしれませんが、市販の入浴剤の多くには、あせも、しもやけ、腰痛、疲労回復、冷え性など、さまざまな効能が表示されていますが、実は効果がハッキリと立証できるものはほとんどないのです。
入浴剤は厚生労働省が定めた承認基準に基づいて承認されるのですが、この承認基準がじつにあいまいで、塩化ナトリウム(塩)や炭酸水素ナトリウム(重曹)など22種類の成分のうち1つでも70%以上配合していれば、医薬部外品として効能を表示して販売してもいいのです。
つまり「基準さえクリアすれば効能を表示できる」ものがほとんどで、効能自体もあいまいなものが実際に売られているのが現状なのです。
ちなみに、温泉タイプの入浴剤も同じように効能は確認されてはいないのです。
アトピー肌に優しい入浴剤を選ぶポイント
市販の入浴剤の成分自体は健康な肌の人であればほとんど影響ないのですが、敏感肌やアトピー肌の方にとっては刺激が強い場合があるのです。
とはいえ入浴剤の全てが悪いわけではありません。おすすめする市販の入浴剤は”天然成分”が多く含まれている入浴剤です。
例えば、菖蒲(しょうぶ)やゆずを使った入浴剤も大手の雑貨店などで1袋200円~500円くらいで販売されていますので、これらは比較的安心して使えます。また、”湯の花”(温泉の成分が沈殿したもの)などもおすすめです。
アトピー肌向け入浴剤【みんなの肌潤風呂】を使っています
前述のバラ売り入浴剤は安くても1袋200円くらいしますので、毎日使うとなると月6,000円…ちょっとコストが掛かってしまいます。
そこでネットでいろいろ調べて見つけたのが【みんなの肌潤風呂】。
使ってみようと思った理由は
- アトピー肌向けに作られているので着色料・パラベンを使っていない。
- アトピーに良くないと言われている水道の塩素を中和してくれる
- 安心の”全額返金保証”があった(これが決定的でしたw)
みんなの肌潤風呂は使った後でも返金してくれる保証があるので、万が一肌に合わなくても損をしないのは嬉しいですよねw
わが家は1カ月ほど使えたので1日95円程度です。
うちの子に合っているようで、毎日ヌルヌル感を楽しんでいます(笑)

みんなの肌潤風呂を使ってみて
使い始めてすぐには変化は出ませんが1カ月ほどで赤みがひきはじめ、しばらく使っていると湿疹も目立たなくなってきました。
『ステロイドのおかげかな?』と思いつつも赤みや湿疹が減ってきているので、ステロイドの量も減らしましたが、特にひどくなる気配はありません。
かゆみも良くなってきているようで、かゆみがひどくて夜中に起きる回数も減ってきています。
湯上り後は皮膚の水分が一気に蒸発してしまうので急いで保湿しなければいけないのですが、入浴剤とあわせてみんなの”みんなの肌潤ろーしょん”も使って念入りにしています。
保湿効果抜群の【みんなの肌潤ろーしょん】を5カ月使ったレビューはこちら⇒

こちらは80mgと量が少ないので、ひどいところだけ塗っていますが、刺激もなく肌になじむ感じがいいです。(軽くパッティングしていると、しっとり感が凄く出てきます!)
使い始めたのが夏場だったので、乾燥が激しくなる秋冬にどれくらい効果があるか今後に期待です。
アトピー性皮膚炎のうちの子に【みんなの肌潤風呂】を3か月使ったレビューはこちら→
まとめ:入浴剤を使うと保湿にも効果的にできます
アトピー性皮膚炎のかゆみや炎症を悪化させないためには”肌を清潔にすること”と”保湿で皮膚に潤いを与えること”がとても大切なので入浴は欠かせません。
入浴することで皮膚についた細菌を洗い流し、肌に潤いを与えることができるのです。
お風呂で保湿するには入浴剤が効果的ですが入浴剤の成分には気を付けて下さい。
市販の入浴剤にはアトピー肌には着色料や防腐剤など、刺激の強い成分が入っていることもありますので、天然の成分で作られている入浴剤がおすすめです。
アトピーのかゆみは本人にしかわからない苦しみです。
私も子供があちこちかいている姿を見てもどれくらいかゆいのか想像できませんので『我慢しなさい』とよく口にしていましたが、ある日子供がアトピーの悩みを口にしました。
アトピーの完治には長い時間が必要です。
病気を変わってあげることはできませんが少しでも良くなって欲しいと思い、かゆみを抑える基本の保湿とスキンケアを念入りにするためにみんなの肌潤風呂を使っています。
あなたのお子さんもかゆみがひどくて悩んでいると思いますので、まずは保湿とスキンケアを大事にしてください。
当サイトでは今後もアトピー治療の基本の保湿を中心にさまざまな情報をご紹介します。
かゆみがひどくて悩んでいるアトピーっ子の悩みの解消に少しでも力になれば幸いです。
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先日主治医から
「アトピーもう治ったね」
とアトピー治療終了の太鼓判をいただきました!
7年かかった我が家のアトピー治療で意識したこと、ビフォーアフターはこちらをご覧ください!
