こんにちは!
管理人のハルです(^^)
先日北海道最大のお祭り”よさこいソーラン祭”も終わりいよいよ夏が近づいてきました。
これからたくさん汗をかく季節の到来です。
真夏になると毎日お風呂に入るのも面倒になるのではないでしょうか。
とはいえシャワーだけではアトピーっ子の肌によくありません。
日本の水道水には塩素が含まれているからです。
ですがそれだけではありません。
実は日本の水道水の現状を知ると、アトピーっ子に限らず明らかに肌に良くないであろう現実が見えてきたのです。
今回は日本の”水道水の現実”の話です。
※ちょっと閲覧注意な画像もありますのでご注意ください。
見出し
日本の水道水は世界でも数少ない”飲める水”
普段当たり前のように使っている水道水。
あなたのお子さんも学校では蛇口からゴクゴク飲んでいると思います。
日本の水道水は世界から見ても”安全性の高い水”として評価されています。
実は世界196か国のうち、水道水が飲めるのは15か国しかないのです。
ちなみに水道水が飲める国はアイスランド、アイルランド、アラブ首長国連邦、オーストラリア、クロアチア、スウェーデン、スロベニア、ドイツ、フィリランド、南アフリカ、モザンビーク、ニュージーランド、レソト。そして日本です。
私達日本人の感覚からすると、水道水は全て飲める水と思いがちですが、そうではなかったんですね。
日本の水道水の安全性
『水道水が飲めるんだから安全だよね』
と思いがちですが、実はそうでもありません。
確かに世界から見れば安全といえるのでしょうが、だからといって安心はできないのです。
では日本の水道水の安全性と危険性についてお話しましょう。
日本の水道水は厳しい水質基準が設定されています。
その数なんと51項目!
日本の水道水は飲み水としての役割もありますので、その基準はとても厳しいものになります。
その厳しい基準をクリアできたからこそ安心して飲む事ができるのです。
ちなみに国内で水道水が美味しくないイメージのある東京ですが、平成25年に5万人規模の”飲み比べ”を行っています。
これは水道水とミネラルウォーターを紙コップに入れ飲み比べてもらうのですが、その結果は意外なものでした。
参加者 | 水道水の方がおいしい | ミネラルウォーターの方がおいしい |
55,794人 | 26,864人 | 28,930人 |
出典:東京の水道水をめぐる最近の話題(法政地理 第46号 2014年)法政大学地理学会
意外ですよね。
水道水がおいしいと答えた人が約半数もいたんです。
それくらい水道水はクオリティが高いといえるのではないでしょうか。
日本の水道水の危険性
日本の水道水は飲み水としても利用できますが、だからといって安心できる飲料水なのでしょうか。
世界有数の飲み水の裏には危険な面も存在しています。
では日本の水道水が危険とされる点を紹介します。
水道水の危険その1”塩素”
浄水場では水をろ過、殺菌、消毒をして各家庭に贈られるのですが、雑菌を消毒するために塩素が使われています。
塩素の濃度は浄水場から一番遠い蛇口で、最低0.1PPM以上の濃度でなければならないことになっています。
最低でも0.1PPMという事なので、浄水場に近い水道水はもっと塩素濃度が高いという事になります。
塩素以外にも危険な物質としてトリハロメタンは発がん性物質として有名です。
トリハロメタンは塩素消毒する際に発生するのです。
また塩素やトリハロメタンは肌や髪などにも影響を与えると言われています。
水道水の危険物質とはなにか。それは、雑菌を殺すために使用している塩素によって発生するトリハロメタンです。
トリハロメタンは、中枢神経、肝臓、腎臓などの臓器に多大な悪影響を与えるだけでなく、アトピー性皮膚炎やイライラなどの精神疾患の原因になる可能性が指摘されています。
引用:EIWA MOOK「カラダを壊す水 活かす水」東京都医科歯科大学名誉教授 藤田紘一郎
よく水道水は煮沸消毒する事もありますが、水温25度でトリハロメタンが発生します。『水道水は煮沸すれば大丈夫』といわれますが、逆に危険な水になる可能性が高くなります。
水道水の危険その2”給水管”
『なんで給水管が危険なの?』と思う方もいるかもしれませんので、日本の上水道の歴史について簡単に説明しておきます。
今の近代的な水道設備が始まったとされているのは1887年(明治20年)横浜の外国人居留地で始まったのが最初といわれています。
それまでは井戸水が主流だったのですが、この外国人居留地の井戸水は塩分濃度高く飲み水としては適していなかった為、当時の神奈川県知事がイギリスの技術指導のもとに近代水道に着手しました。
それから約130年。
平成25年度では日本の水道普及率は97.5%となっていて、今では水道が通っているのがあたり前となっていますね。
その後も国内で徐々に水道が整備されていきました。
ですが後に問題になるのが水道管の材質です。
1980年代の後半まで、日本の水道管には鉛製の水道管が使用されていました。
この鉛製の水道管から鉛が徐々に水道水に溶け出して飲み水である水道水を汚してしまったのです。
厚生労働省の調べによると平成21年の時点でいまだに7,530㎞を超える鉛製の水道管が残っていると報告されています。
水道ビジョン(2008(平成 20)年 7 月改訂)では、鉛製給水管の解消を重点施策に挙げており、「鉛製給水管総延長をできるだけ早期にゼロにする」という目標が掲げられ
ている。水道事業体においては、厚生省通知や、水質基準改正内容等を受けて、鉛製給水管の取替や pH 調整、広報活動等の対策を進めてきたところである。
しかし、水道統計(2009(平成 21)年度)によれば、わが国においては未だ、延長 7,530kmを超える膨大な鉛製給水管が残存している状況である。
引用:鉛製給水管布設替えに関する手引き 厚生労働省
鉛製水道管だけが問題ではありません。
水道管の経年劣化も問題です。
日本の水道の歴史は古いので、すでに40年以上経過している水道管もいまだに使われています。
ですので水道管が経年劣化によってもろくなっていたり、水道管の中にサビができている物もあります。
これは古くなった水道管の画像ですが、このような水道管がいまだに数多く残されているのです。
浄水場で飲み水になったとはいえ、塩素消毒をしてもこのような水道管を通ってきていると思うと本当に飲み水として飲めるのか心配になりますね。
まとめ
このように日本の水道水は飲むことはできますが、危険も多く取りざたされているのが現状です。
もちろん国も対策は行っていますが、いつ私たちの住んでいる地域が改善されるかは見当もつきません。
そこで最近は家庭用浄水器やウォーターサーバーなどが広く普及されてきています。
ですがそれはあくまでも飲用水の対策です。
毎日使うお風呂やシャワーは対策していますか?
残留塩素は少なからずあなたの水道水にも含まれています。
飲み水の塩素対策も必要ですが、皮膚にも影響が出てしまうこともありますので入浴時の水にも注意が必要です。
飲み水だけではなく、お風呂の浄水対策も考えてみてはいかがでしょうか。
(特に浄水場の近くにお住まいの方)
わが家では入れるだけで塩素を除去してくれる入浴剤”みんなの肌潤風呂”を使っています。
シャワー対策もこれから本格的に行っていくつもりです。
今使っているシャワーヘッドのフィルター交換時期をきっかけに、塩素除去と同時にビタミンC入りの水に変えてくれる”アロマセンス”というシャワーヘッドに変更する予定です
( *´艸`)
アロマセンスを使ったらレビューも紹介しますね(^^)
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