こんにちは。北海道もいよいよ上着がいらない季節になってきました。
気温も高くなっていよいよ夏も間近に迫ってきましたね!管理人のハルです。
一部の地域の小学校はそろそろ運動会シーズンではないでしょうか。北海道は5月下旬~6月にかけて行われるところが多いです。
気温が高くなると小学生は外で遊ぶことも多くなるので汗も今まで以上に多くなる季節ですね。
アトピーっ子の大敵は汗と紫外線。
今回は汗が原因でアトピーが悪化するのを防ぐためのスキンケアのお話です。運動会間近のアトピーっ子がいらっしゃるご家庭はぜひ参考にしてください。
見出し
アトピーっ子も汗をかくことは大切ですが、ケアをしないと悪化します。
ドイツのアトピー治療は世界でもかなり進んでいるといえます。そんなドイツでも、やはりアトピーっ子も外で運動をする事を勧めています。
適度な運動はストレス発散にもなりますのでぜひ外遊びをするべきです。
ですが、特に大量に汗をかくと、汗に砂埃や花粉・雑菌などが混ざります。
その汗が乾くと皮膚に雑菌や花粉などが直接肌に付着することになりますので、放っておくとそれだけアトピーの症状が悪化する原因になってしまいます。
また夏場は紫外線も強いので、紫外線を浴びすぎるのもアトピー肌にはよくありません。
汗をかいた後の肌はしっかりケアしないとアトピー肌によくありませんので、肌の雑菌などをお風呂でしっかり洗い流しましょう。
とはいえ外出中はすぐにお風呂に入ることはできないと思いますので、まずは外出先でもできる簡単なスキンケアの方法も紹介します。
汗をかいても大丈夫!外出先でもできる簡単スキンケア
夏場は海や山など、いろんな所に外出する機会が多いと思います。
照りつける日差しの中にいると、どうしても汗は出てしまうものです。小学生は運動会シーズンの所もありますので特に汗をかきやすいと思います。
前述しましたが汗には不純物が混ざっていますし、体から排出された塩分も含んでいます。汗をそのままにしておくとよくありませんので、アトピーっ子が運動会でも外出先でもできるケアとして代表的なのが濡れたタオルとオリジナルオイルです。
濡れタオルで体の汗をふきとるだけでも効果的
夏場の外出には濡れタオルを常備することをおすすめします。
タオルで汗をふき取るだけでもアトピー肌をある程度清潔に保つことができます。さらに夏場は体温も高くなってかゆみが出てしまいがちですが、冷たい濡れタオルで拭くことでかゆみを抑える事ができますので、外出時には濡れタオルがおすすめです。
ですが、ボディペーパーを使用するのは避けてください。特にアトピーっ子には刺激が強すぎてしまい、皮膚が炎症を起こしてしまう恐れがあるからです。
ミント系のオイルもあるとベスト
汗を拭きとった後は肌のケアもできるとベストです。夏場は暑さが気になるので、ミント系の天然オイルなどを使ったオリジナルのスキンケアオイルを持ち歩くのも良いでしょう。
作り方はこちらの記事で紹介していますが、オイルはペパーミントがおすすめです。
ペパーミントには殺菌消毒作用や、冷却作用、血管を収縮させる作用がありますので、簡易的なスキンケアやかゆみを抑える効果が期待できるのです。
手作りオイルはとても簡単にできて、肌につけると適度な爽快感が得られますし保湿もできますのでアトピーっ子に限らずおすすめです。
私の場合は子供だけではなく自分のためにも持ち歩くようにしています(笑)
できれば濡れタオルと手作りオイルをセットで用意するのがベストですね。
替えの肌着(インナー)を用意する
運動会はもちろん、外でスポーツなどをすると大量の汗をかくと思います。
肌着を着ていると肌着が汗を吸収してくれるので安心と思うかもしれませんが、そのままにしておくのは雑菌の繁殖を招いてしまいますので結果的には肌によくありません。
肌着が湿った時にはすぐに着替えるのがベストですので、やはり替えの肌着を用意しておくようにしましょう。
余談ですが、最近の小学生(男の子)はTシャツの下に肌着を着ない子が多いようですね。通気は良いかもしれませんが、アトピーっ子はやはり肌着(できれば天然素材のもの)を着ておくのが良いでしょう。
運動した後は肌が汚れているので、早めのお風呂がおすすめ
外出中の肌ケアは前述の通りですが、あくまでも外出中の応急処置。
いくら濡れタオルで念入りに拭き取っても雑菌やほこりは毛穴の奥などに残っています。ですので帰宅後はなるべく早く洗い流すことをおすすめします。
お風呂はできるだけゆっくり入るのがポイント
夏場は肌がかなり汚れていますので、湯船に浸かると毛穴が広がり汚れが落ちやすくなりますので、できるだけお風呂に浸かってしっかり汚れを洗い流しましょう。
また、夏場は紫外線が強いので日焼けする事もあるでしょう。日焼けした肌は普段の温度でも肌がしみてしまうことも多いので、なるべく刺激を与えないようにぬるいお風呂にゆっくり浸かるのがポイントです。
ゆっくり浸かるのがおすすめですが入浴剤には気を付けてください。夏場は清涼感のある入浴剤が出回っていますが、その多くに防腐剤や化学物質(パラベンや色素)が入っています。
(防腐剤や色素についてはこちらの記事をご覧ください)
個人的にアトピーっ子におすすめしている入浴剤は『みんなの肌潤風呂』です。
『みんなの肌潤風呂』はアトピー肌や敏感肌の方向けの入浴剤だそうで、うちの子も問題なく使えましたし、保湿力が高いので今でも愛用している入浴剤です。(わが家で実際に『みんなの肌潤風呂』を使った感想はこちらです)
>>86%以上の方が実感!アトピー肌専用入浴剤『みんなの肌潤風呂』の詳細はこちら
体や頭を洗う洗剤はやっぱり【低刺激】がおすすめ
今は頭や体を洗う石鹸の主流はポンプタイプのボディーソープですね。ですが市販のボディーソープも注意してください。やはり防腐剤や化学物質が含まれているものが多いので、購入前には成分表記をしっかり確認しましょう。
市販のボディーソープのおすすめはありませんが、しいて言うなら固形石鹸の「カウブランド無添加せっけん」くらいなもんです。
アトピーっ子はとにかく肌の刺激に敏感なので、普通の人が問題ない成分でもアトピーっ子には刺激が強いものもありますので無添加の固形石鹸とシャンプーを使うのが無難です(泡立ちはもの足りないかもしれませんが)
割高な無添加シャンプーとボディーソープを低コストでゲットする方法
実は無添加の石鹸などは普通のものよりも若干割高です。
ですので、家族みんなが無添加石鹸やシャンプーを使うと費用がかかってしまいます。
とはいえアトピー肌を少しでも悪化させないようにするためには、アトピーっ子だけでも無添加のシャンプーや石鹸を使うのが理想といえます。
そこで私がおすすめするのは、ボディーソープやシャンプーなどはアトピー肌用と普通の肌用の2種類をそれぞれ用意する方法です。
無添加シャンプーと無添加石鹸の使用量を一人分にすることでコストは抑えられます。
さらにおすすめなのがこちらのシンプリッチです。
シンプリッチは【シャンプーと洗顔フォームとボディーソープ】をひとまとめにした、全身洗えるシャンプーですので、無添加のシャンプーでもシンプリッチならかなりのコストダウンが見込めます。
>コスパ最強!初回半額で使える”全身洗える無添加シャンプー”『シンプリッチ』の詳細はこちら
入浴後は肌に潤いを与えましょう。
夏場は日差しが強いので、外出後は体がほてっている場合もあります。
日焼けなどで体が火照るとかゆみが出てしまうこともありますので、ぬるめのお風呂に浸かった後はローションを普段より少し多めに塗って体の熱を取るといいでしょう。
また、日焼けで肌がヒリヒリしている時は濡れたタオルで冷やしてくださいね。特に顔部分はシミやそばかすの原因にもなりますので、スキンケアは念入りに行いましょう。
部分保湿には『みんなの肌潤ろーしょん』がおすすめです。
うちの子のアトピーのカサカサ部分に使っているとキレイに治りました。保湿力の高さは『みんなの肌潤ろーしょん』が今まで使った無添加化粧水の中でダントツです。
まとめ:夏場の汗もスキンケアをしっかり行えば怖くない。
汗がアトピー肌に良くないと知っている方は神経質になって、子供をあまり外出や運動をさせないようにする方もいるそうです。
それはアトピー肌に良いのかもしれませんが、精神的によくありません。アトピー治療の先進国ドイツでは運動することはストレス発散や基礎体力・精神力の強化を目的とした運動療法を行っています。
汗はできるだけ早く拭き取れば悪化の予防になりますし、お風呂にじっくり浸かって肌の汚れをしっかり落とせばアトピーっ子も力いっぱい外で遊んでも大丈夫です。
アトピーっ子のスキンケアは季節によってポイントがあります。冬は保湿、夏は汗対策がポイントなんです。
色々と大変ですがスキンケアを楽にするには肌にやさしいケアアイテムを使うと楽になりますよ。
先日主治医から
「アトピーもう治ったね」
とアトピー治療終了の太鼓判をいただきました!
7年かかった我が家のアトピー治療で意識したこと、ビフォーアフターはこちらをご覧ください!