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「すぐにかゆみを抑えたい!」そんな時には
「今すぐかゆみを止めたい!」そんな時ありませんか?
外出先などでお子さんがひどいかゆみに襲われた時、とっさに役立つのが、今回紹介するちょっとした小ワザです。かゆみがおさまりやすいので覚えておいて損はないでしょう。
かゆみを抑える基本は”とにかく肌を乾燥させない”こと
多くのアトピーっ子は”肌の保湿力が低下しています”。つまり健康な人の肌に比べて、肌の水分が失われるスピードが速いのです。
かゆみを抑える基本は、こまめに保湿クリームを塗り、常に”肌に潤いを与えておくこと”が大切です。そうすると、皮膚への異物の侵入を防ぎ、かゆみを感じる神経を鎮めることができるのです。
「かゆくなってきた・・・どうしよう。」と思った時に使える小ワザ
体が温まってきたり、気持ちが高まったりストレスを感じたときにかゆみが出てくることがあります。かゆみが出るとつい掻いてしまいますし、「どうしよう」と意識すればするほどかゆみがひどくなってきたりもします。
こんな時、かゆみを緊急回避するいい方法があります。
まずは”かゆい部分を冷やしてみる”こと。
患部を冷やすことで血流が抑えられてかゆみが消えることがあります。
冷やすときのポイントは”油分の入ったスプレー剤を用意しておく”のです。スプレー剤が水分だけだと、かゆみがおさまっても、肌は前よりも乾燥してしまいますので、”油分”が必要になってきます。ミントオイルなどを少し加えておくと、ミントの香りが気持ちを落ち着かせてくれるのでオススメです。
スプレーと同じように”濡れたハンカチなどにミントオイルを含ませたものを、かゆい所に当てて冷やす”方法もあります。その際”ゴシゴシこすらない”こと。こするとそれが刺激となってかゆみが余計ひどくなることがありますので注意してくださいね。
かゆい所から意識をそらす
気持ちを落ち着かせることがかゆみ止めのポイントです。もう一つ簡単な方法として”おまじない”があります。
かゆみを気にすると、そこに意識が向いてしまうので、かゆい所に血流が多く流れてしまい、かゆみの神経が敏感になってしまいます。意識をそらすことで血流を減らし、神経を鎮めるのです。
意識をそらすおまじないとして、左手の親指、人差し指、中指を合わせてそこへ意識を集中させてみてください。お子さんがかゆがっている時には、お母さんも同じように自分の指を合わせて、お子さんの指とくっつくかくっつかないかギリギリのところをキープするなど、お母さんも一緒にすることで意識をそらすのもアリです。
まとめ
これらの応急処置は、アトピーの治療ではありませんが、日常でかゆみをそらしたい時に使えるものです。
かゆみは突然襲ってきますので、アトピー対策の基本”保湿”はいつでもできるように準備しておくことを忘れないでください。私がやっているのは”ミントオイルのスプレーを作って携帯する方法”です。作り方は”手作りオイルを作ろう!”を参考にしてみてください。
先日主治医から
「アトピーもう治ったね」
とアトピー治療終了の太鼓判をいただきました!
7年かかった我が家のアトピー治療で意識したこと、ビフォーアフターはこちらをご覧ください!