アトピー対策 PR

赤ちゃんのアトピー予防に乳酸菌で発症リスクが減少!

赤ちゃんのアトピー予防に乳酸菌と保湿剤で発症リスクが減少!アイキャッチ画像
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは!

管理人のハルです!

”アトピーって遺伝するの?妊娠中にできるアトピー対策”では妊娠中のお母さんができる子供のアトピー予防法について紹介しましたが、今回は生まれた赤ちゃんができるアトピー予防についてのお話です。

赤ちゃんのアトピー予防でよく出てくるのが、『ヨーグルトでアトピー予防』とか『保湿でアトピー予防』が多いですね。これらは賛否両論ありますが、実際どうなのでしょう?

今回はアトピーに良いと言われる乳酸菌のハナシです。

保湿の記事は”新米ママ必見!乳児期の保湿でアトピー発症率3割減!”をご覧ください

見出し

アトピー予防にヨーグルトが効くってホント?

『ヨーグルトを食べたらアトピーが良くなった』『効果がなかった』『逆に悪化した』とさまざまな意見がごっちゃになって、何を信じたらいいのかわからなくなって悩んでいるといったコメントをよく見ます。

効果があったりなかったりには理由があります。

それは【乳酸菌によるアトピーの改善が期待できる可能性が高いのは6歳くらいまでの子供】が中心ということです。

子供と大人ではアトピーの悪化因子が違う

アトピーの悪化因子

https://www.atopinavi.com/navicontent/list?c1=baby&c2=1&c3=1&n=4より引用させて頂きました

このグラフは6歳までのアトピー性皮膚炎の悪化因子です。ご覧のとおり6歳くらいまでの子供は食物によるものが多いのです。

乳児期に食物アレルギーが悪化要因になりそれが次第に減少していくのは、消化管が成熟することと、免疫機能も発達し、バランスのとれた反応ができるようになるためと考えられます。
https://www.atopinavi.com/navicontent/list?c1=baby&c2=1&c3=1&n=4より引用させて頂きました

子供の頃は腸内の状態や免疫機能がまだ未成熟なので、食物アレルギーの発症に影響してくるのです。

なぜなら『人間の腸内の免疫細胞の約70%は腸内にある』と言われるほど、腸内環境は免疫と深い関わりがあるのです。

そして厳密にはアトピー改善はヨーグルト自体に効果があるのではなく、ヨーグルトに含まれている乳酸菌が改善に期待ができるということです。

つまり、乳酸菌によって腸内の環境が良好な状態になれば免疫のバランスも良くなってアレルギーの発症リスクが減るのです。

しかし大人の方はすでに腸内の環境はできあがっていますので、乳酸菌を摂取しても劇的な効果は期待できないことが多いのです。これが効果があったりなかったり、さまざまな意見が出てきてしまう原因の一つとされています。

乳児期のアトピー予防に乳酸菌がおすすめな理由

乳児アトピー性皮膚炎では,75%以上が少なくとも1種類以上の食物特異的IgE抗体陽性であり,その多くは摂取に伴うアレルギー症状が確認される.これは,「食物アレルギーの関与する乳児アトピー性皮膚炎」と定義されている
(http://jja.jsaweb.jp/am/view.php?pubdate=20100410&dir=2010s&number=10s_dsc003hi3-2より引用させて頂きました)

とありますがアトピーの原因全てが食物アレルギーではないです。ここで知ってもらいたいのは『乳児期の皮膚のトラブルの引き金になる要因の一つとして食物アレルギーがあるということ』です。

上記のグラフでもわかるように、1~3歳まで乳幼児の悪化因子として食物が他の年齢に比べ高くなっているのを見ると納得ですね。

そして、食物アレルギーを予防するには生後6か月以内に乳酸菌を投与することが重要とされています。

2001年KalliomakiらはLactobacillus rhamnosus GG(LGG)をアトピー素因を持つ159名の妊婦およびその生後6ヶ月までの乳児に二重盲験法で投与し、乳酸菌がアレルギー疾患の発症を抑制する効果を有するかどうかを検討した。その結果、2才時の児のアトピー性皮膚炎の発症率は、乳酸菌投与群ではプラセボ(偽薬)群に比較して有意に低かったことが明らかとなり、乳酸菌の投与がアトピー性皮膚炎の発症を抑制する可能性が示唆された。その後、被験者は追跡調査され、生後4才の時点でも乳酸菌投与群ではアトピー性皮膚炎の発症頻度が低いことが報告されている
(http://www.seibutsushi.net/blog/2014/06/1955.htmlより引用させて頂きました)

これらの結果がヨーグルトを摂るとアトピー予防が期待できるとされる由縁なのです。

また、乳児期に乳酸菌を投与すると7歳までアレルギーに対しての予防効果が続くとも言われています。

まとめ

長くなってしまいましたが、乳酸菌(ヨーグルト)がアトピーに効果が期待ができる理由は、

乳児期に乳酸菌を摂取することにより、腸内環境を整えることで食物アレルギーを予防する。これによって乳幼児の食物アレルギーの合併率の高いアトピー(湿疹)の予防にもつながるということなのです。

ちなみに乳児は食事できないので、お母さんの母乳を通じて乳酸菌を摂取することになります。

お母さんは遅くとも出産の2~4週間前から乳酸菌を摂取すると良いと言われていますが、ヨーグルトで必要な量の乳酸菌を摂取するには、結構な量のヨーグルトを毎日食べなければいけませんので、この場合はサプリメントなども使うのが良いでしょう。

おすすめなのはタカナシ乳業の「おなかへGG!」ヨーグルトシリーズです。こちらは前述のアトピーの実験で使用した「LGG乳酸菌」が入ったヨーグルトなので期待値は高いですが、その分カロリーも高めの91kcalなので、妊婦さんは食べ過ぎに注意ですね。

乳酸菌は女性にとってもおなかに良いのでぜひすすんで摂取してください。カロリーが気になる方はサプリで補っても良いでしょう!

 

ABOUT ME
ハル
はじめまして! 当サイトの管理人のハルと申します。当サイトではアトピーっ子のスキンケアを中心に、我が家のアトピー治療の様子をブログ形式で報告しています。アトピー治療で使ったおすすめアイテムなどもどんどん紹介していきますので、アトピーっ子の保護者の方の参考になれば幸いです!
【卒業】うちの子のアトピー治りました!

先日主治医から

「アトピーもう治ったね」

とアトピー治療終了の太鼓判をいただきました!

7年かかった我が家のアトピー治療で意識したこと、ビフォーアフターはこちらをご覧ください!

アトピー日記やね
【最終回】息子のアトピーが治った!治療終了までの7年間で学んだ事こんにちは! 管理人のハルです! 今日は皆さんに大事なお知らせがあります。 うちの子が小学校を卒業しました! ♪───O...