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アトピー肌のカサカサが悪化!冬の乾燥の原因と家庭でできる乾燥対策

温度計
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ハル
ハル
こんにちは!
この間まで夏だったと思うと、お盆を過ぎたらいきなり気温が20度を切ったり・・・。
北海道は猛ダッシュで秋がやってきました。

管理人のハルです。

アトピーっ子を持つ親として、秋から冬にかけて気になるのが”乾燥”です。
冬になると家の外も中も湿度がかなり低くなる事があります。

【どうして秋冬は空気が乾燥するの?】

今回は秋冬の乾燥の原因と乾燥対策についてわかりやすく紹介していきますね。

 

見出し

冬に外気が乾燥するのは実は太平洋側が多い。その原因は?

秋冬の乾燥は日本全国で空気が乾燥していると思いがちですが、実は空気が乾燥しているのは日本海側の地域が多いです。

意外かと思うかもしれませんが、日本海側は冬でも実は思ったほど空気は乾燥していないんです。

どうして日本海側よりも太平洋側の空気が乾燥しているのか?

それは【日本の地形がポイント】なんです。

日本の地形がどのように影響しているのかを簡単に説明します。

冬はシベリアから寒気が流れてきます。

よく、天気予報で「西高東低の冬型の気圧配置」という言葉を聞きませんか?

この西高東低の気圧配置が冬場の気圧配置の特徴なのです。

西高東低の気圧配置出典:goo天気より

では西高東低の気圧配置になると日本にはシベリア気団が吹いてきます。

シベリア気団とは?
シベリア気団(シベリアきだん)は、秋から冬にかけてシベリアの大陸上に居座る、低温で乾燥した気団。寒帯大陸性気団に属する。
日本では冬の西高東低の気圧配置の一翼となり、日本海側に大雪、太平洋側に空っ風をもたらす。
引用:ウィキペディア

このシベリア気団が冬の寒さと乾燥の要因になります。

 

太平洋側の方が乾燥する理由

秋冬が乾燥するのはシベリア気団が原因なのですが、日本海側と太平洋側では湿度が違います。

こちらは冬の湿度の違いで、色が赤いほど乾燥しているのですが、いかがでしょう。
明らかに太平洋側の方が乾燥しているのがわかります。

冬の日本の湿度出典:ウェザーニュース

 

先程、太平洋側の空気が乾燥する理由には日本の地形がポイントと言いましたが、このポイントになる部分が山です。

簡単に説明すると、日本海を通過した寒気が湿気を帯びても、山を越えると湿気がなくなって太平洋側に吹き込むのです。

空気が乾燥する理由引用:bihakuskincarenavi.com

 

ハル
ハル
シベリア気団が日本海で湿気を帯びても、山脈や陸地を超えると空気はどんどん乾燥していくので太平洋側の地域は日本海側に比べて乾燥しているんです。

これが冬場の外気が乾燥していると言われる原因になります。
実は冬場の乾燥は太平洋側の方が特に気にしなくてはいけません。

では次に冬場の室内の乾燥についての原因を説明していきましょう。

 

冬場の室内は乾燥しやすい!ポイントは”湿度”

秋冬の外気の乾燥は室内にも影響しますが、それ以上に室内の乾燥を促しているものがあります。

それは【暖房】です。

多くの家庭では石油ファンヒーターやエアコンを使っているのですが、この暖房が空気を乾燥させてしまうのです。

ですがここでのポイントは【暖房で乾燥するのは水分量が減ったわけではない】という事。

『どうゆう事?』と思う方もいるかもしれませんが、これは”湿度”がポイントとなります。

気温によって空気中に存在できる水分量は決まっている

冬場の乾燥の原因は湿度が下がるのが原因ですが、湿度のことを理解しておくと室内の空気が乾燥する理由について納得できると思います。

 

ではザックリ説明していきましょう。

 

ここでは空気をコップの水に例えて説明してきます。

例えば
気温15℃の場合をマグカップ
気温25℃の場合をビールジョッキ
として考えていきましょう。

マグカップに水をちょうど半分入れた場合の湿度は50%になりますね。

では、マグカップに入れた水をビールジョッキに移し替えてみましょう。

するとマグカップでは50%だった湿度は容量の大きいビールジョッキに移し替えると50%以下になります。

空気中に含むことのできる水蒸気量は温度によって変化します。

つまり湿度とは空気中に含まれている水分量という事になり、気温が上がるにつれ空気中に存在できる水分量は増えます

ちなみに水蒸気の量が100%を超えると空気に溶け込めずに結露になって室内に漂います。

 

冬場は暖房で室内の気温が高くなりますのでその分存在できる水分量は多くなるのですが、冬場の外気は湿度が低いので空気中に含まれている水分は多くありません。

その状態で暖房で室温を上げるとさらに空気が乾燥する事になりますね。

ハル
ハル
冬場は室内の温度を上げるだけではなく、加湿器などで湿度の管理をする必要があるんです。

 

アトピー肌の乾燥を防ぐお部屋の乾燥対策

気温が高くなると空気中に取り込むことができる水分量は多くなるということを説明しました。

ここからは簡単にできるお部屋の加湿対策を紹介していきます。

加湿器

これはもうズバリですねw

加湿するには加湿器が一番手っ取り早いです。
暖房とあわせて加湿器も使うようにしましょう。

冬場は気温が低いので窓を開ける事が少なくなるので、室内の空気中にはハウスダストが充満しています。

ですので、アトピーっ子がいる家庭では加湿機能がついた空気清浄機をおすすめします。
例えば”シャープ 加湿空気清浄機 プラズマクラスター”なんかはリーズナブルで有名ですね。

 

洗濯物で加湿

雪の降らない地域では冬場でも外に洗濯物を干せるのでうらやましいのですが、実はちょっともったいないです(笑)

洗濯物の室内干しも湿度管理には有効です。

エアコンの風の当たる所に洗濯物を干しておくことで室内の湿度を上げることができます。

室内干しで空気の流れが悪い所に干す場合は、サーキュレーターなどを使って洗濯物に直接風をあてるのが効果的です。

 

まとめ:冬場はスキンケアと同時に湿度管理も大切です

ハル
ハル
アトピー肌の乾燥は冬に向かって大変になります。

カサカサ肌の予防にはローションや保湿剤など直接的なスキンケアも重要ですが、それと同時に生活環境の湿度管理も大切になります。

空気が乾燥していると、せっかく塗った保湿剤も肌に吸収されると同時に空気中に蒸発しやすくなりますので、お部屋の湿度もこまめにチェックしましょうね。

湿度計付きの温度計などがあるといいですね。

 

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ハル
はじめまして! 当サイトの管理人のハルと申します。当サイトではアトピーっ子のスキンケアを中心に、我が家のアトピー治療の様子をブログ形式で報告しています。アトピー治療で使ったおすすめアイテムなどもどんどん紹介していきますので、アトピーっ子の保護者の方の参考になれば幸いです!
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