こんにちは。管理人のハルです。
アトピーの症状が顔に出ると赤みやかゆみに悩まされますが、
それ以上に見た目も気になるのではないでしょうか?
特に女の子やメイクをする女性にとって、
顔のアトピーは大きな問題の一つですね。
今回は”皮膚科の先生が教えてくれたアトピー顔・敏感肌の方のフェイシャルケア”についてのお話です。
フェイシャルケアはアトピーが原因の顔の赤み、かゆみで困っているお子さんも有効です。
ぜひ親子でやってみてください。
見出し
アトピー顔のスキンケアの基本は【洗浄・保湿・遮光】の3つ
顔にアトピーの症状が出てしまうと、かゆみはもちろん赤みやカサカサの乾燥が目立ってきます。
顔の皮膚は薄くてデリケートなのでステロイドも弱いタイプになりますが、それでもあまり使いたくはありませんよね。
大人の方ならメイクで一時的に赤みを目立たなくさせる事もできますが、アトピーっ子はメイクをしないと思いますので隠すことが難しいのではないでしょうか。
アトピー顔で悩んでしまう前に必要なのは日頃のスキンケアによる予防が重要になります。アトピーの方もそうでない方もスキンケアの基本は大きく分けて洗浄・保湿・遮光の3つです。
皮膚の健康を保つには朝晩の正しいスキンケアが重要なので、ポイントをそれぞれご紹介していきます。
【ステップ1:洗浄】メイクをする方は”ダブル洗顔”でしっかり洗浄!
スキンケアの重要なポイントの一つめは肌を清潔に保つことです。
特に女性はメイクをする方が多いのでファンデーションなどのメイクをしっかり落とす必要があります。
洗顔前の準備として、ヘアピンやヘアバンドなどで顔や襟元をすっきりさせて洗顔しやすいようにしてください。
また、洗顔後のタオルは清潔な柔らかい繊維のタオルを用意しましょう。
1.メイクとクレンジング料はよくなじませる
メイクをしている女性の場合は先にメイクを落とすことが必要です。
まずはクレンジング料をていねいになじませてメイクをしっかりと落とします。
ポイントはクレンジング料が透明から肌色になるまでしっかりなじませることです。
メイクをしていない男性やお子さんはぬるま湯で顔の表面についた汚れをしっかり水洗いしましょう。
2.メイクをする方は”ダブル洗顔”は必須!
メイクを落とした後は洗顔料で毛穴の奥の汚れまでしっかりと洗います。
これがダブル洗顔と呼ばれる方法で、メイクや肌の汚れをしっかり落としてくれます。
メイクが肌に残っていると肌トラブルの原因になってしまいますので、ダブル洗顔でしっかり洗い流してください。
洗顔料を使う時のポイントは泡立てネットなどでよく泡立てることです。きめの細かい泡は肌にやさしく、毛穴の奥まで入り込みしっかり汚れを落としてくれます。
3.すすぎの際はぬるま湯ですすぎましょう。
入浴時にメイクを落とす方もいると思います。
その際、シャワーなどのお湯で洗い流していませんか?
お湯の温度が高いと肌をより乾燥させてしまいますので、ぬるま湯で十分にすすぎましょう。
【ステップ2:保湿」保湿剤は洗顔後すぐにつけましょう
洗顔が終わったら次は保湿です。こちらの記事でも紹介していますが入浴後などは肌の乾燥が一気に進みますが、これは洗顔でも同じです。過乾燥を防ぐためにも洗顔後すぐに保湿剤をつけて乾燥を防ぎましょう。
ここでのポイントは保湿剤をつける順番です。化粧水⇒美容液⇒乳液⇒クリームの順番でつけていきましょう。
1.化粧水は角層へ水分を補給します
化粧水は洗顔で不足した肌の水分を補ってくれる働きがあります。
手のひらに化粧水をとり、乾燥しやすい目もと・ほほ・口もとから顔全体になじませます。
このとき保湿感が足りないと感じた場合は、乾燥が気になる部分に重ねづけしてもいいです。
最後に手のひら全体で顔を包むようになじませましょう。
2.美容液・乳液で保湿成分を補給します
化粧水で水分を補給した後は美容液や乳液で保湿成分を補給しましょう。化粧水をつける時と同じようにつけていきます。
3.クリーム 皮膚表面で油の膜を作り水分の蒸散を抑えます。
最後にクリームを使います。
これは化粧水や乳液で補った水分などを逃がさないようにするためです。
クリームで全体に油の膜を作ることで水分の蒸散を防ぎます。
つける順番やポイントは化粧水と同じです。つけ忘れた部分がないかも確かめてください。
注意!
保湿の際の注意点は、顔の皮膚は薄いので次のポイントに気を付けてください。
- こすりすぎやパッティングに気を付けてください。
コットンを使うとかゆくなったり赤くなることがありますので、手でつけることをおすすめします。 - 保湿感が足りないと感じた時はさらに重ねてつけましょう。
ただし先につけた保湿剤が肌になじんでから次の保湿剤を付けるように気を付けてください。 - 特にアトピー肌の方は使う保湿剤にも注意が必要です。
保湿剤は肌に長時間使用しますので防腐剤などの刺激のある成分が入っていないものを使うことをおすすめします。
かゆみや赤みが出ている状態で刺激を与えてしまうと症状が悪化する恐れがあるのでこれらのポイントに注意しましょう。
ちなみにうちの子はアトピーなのでパラベンフリーの化粧水を全身に使っています。
刺激が少ないので、化粧水が原因でかゆみや赤みがひどくなる事はありません。
【ステップ3:遮光】紫外線対策もスキンケアには大切です
紫外線は肌のトラブルを引き起こしてしまう原因の一つです。
特に顔は年中紫外線を浴びていますので普段から紫外線対策を行って肌を守ることを心がけてください。
紫外線対策の方法は主に次の2つです。
1.日焼け止め
紫外線は一年中降り注いでいます。紫外線は肌の乾燥を進めてしまうので日焼け止めを忘れずにつけましょう。
アトピーのお子さんは適度に紫外線を浴びるのがいいと言われていますが、浴びすぎはやはり良くないので、夏場の日中などは日焼け止めを使うようにしましょう。
ただし、日焼け止めも成分によってはかゆみや赤みの原因になりますので注意が必要です。
2.メイク
女性の方はUVカットのファンデーションなども有効です。
顔の中心から塗りはじめ、外側に向かって広げるように塗りましょう。
特にほほや鼻などは日焼けしやすい部分なので、重ねて付けるようにしましょう。
まとめ:顔のスキンケアも体のスキンケアも基本は同じです
今回は顔のスキンケアについてのお話でした。
当サイトをご覧頂いている方はすでにお分かりかと思いますが、基本は体のスキンケアと同じで肌を清潔に保つことと保湿が大切になってきます。
お子さんが顔にアトピーのカサカサや赤みが出てしまうと隠すことがむずかしいので、女の子は特に予防を意識して日頃から予防を意識したフェシャルケアを心掛けることが大切です。
特にアトピーの症状が出る前に今回紹介したスキンケアを参考に顔アトピーの予防を行うことをおすすめします。
わが家では子供に使う化粧水に”みんなの肌潤ろーしょん”という化粧水を使っています。
残念なのは量が少ないことですが、防腐剤がほとんど入っていませんのでデリケートな肌の方やアトピー肌の方にも使えます。
アトピーのうちの子にも使えました。
使用感もモチモチしていて、いかにも肌に潤いが保たれるような感じがします。
使用感やわが家での使い方については”みんなの肌潤ろーしょんを5カ月使ってわかった効果的に使うコツ”をご覧ください。
>>アトピー肌に優しい化粧水【みんなの肌潤ろーしょん】の公式ホームページはこちら
先日主治医から
「アトピーもう治ったね」
とアトピー治療終了の太鼓判をいただきました!
7年かかった我が家のアトピー治療で意識したこと、ビフォーアフターはこちらをご覧ください!